
こんにちは、この記事を読んで頂きありがとうございます、Jinseiカエルです。
今回は、TOEICのPART7でいつも時間がなくなってしまう方のために時間配分についてどうすればいいのかお伝えして行きたいと思います。
この記事を読んで解決する悩み
- いつも最後にPART7で途中で時間が切れてしまう方
- PART7の文章を隅々まで読んでしまう方
- PART7でどのくらい時間を割けばいいか分からない方
- PART7の正答率を上げて目標点数を超えたい方
目次
TOEIC PART7 の問題数
TOEIC PART7の問題数は54問です。
100問あるTOEICリーディングパートのうち、半分以上がPart7です。時間に余裕を持ってPart7に取り掛かることが如何に大切かが分かりますよね。
Part5,6に多くの時間を使ってしまい、例えば残り40分でPart7を解き始めたら、時間が足りなくなって悔しい思いをするということになってしまいます。
ですので、PART7はいかにpart5と6を早く解けるかが鍵になります。
正確にうまくPART5と6を自身を持って解けたとしても、PART7で時間がない!ということにはならないように、
半分はPART7ということを常に心がけて解きましょう。
TOEIC PART7の構成
TOEIC Part7の構成を知ることも、Part7で正答率を上げるためには重要です。
※PART7を解くうえで時間配分で注意したい点
- 文書を時間を掛けて読んでみたら、問題数が少ない場合
- 難しい問題に時間を掛けてしまう場合
1つの文書の問題だけしか出題されないのであれば、全然問題はないのですが、残念ながらPart7はTOEICの中で一番構成が複雑なのです。
PART7の文書構成
- シングルパッセージ→ 1つの文書を読んで約2問~4問の問題数を解く
- ダブルパッセージ→ 2つの文書を読んで5問の問題数を解く
- トリプルパッセージ→ 3つの文書を読んで5問の問題数を解く
このパッセージというのは、文書のことで、例えばメールの文書であれば、ダブルパッセージでは二つのメールから読み解くということになります。
PART7の時間配分
Part7は時間配分を正しく行わないと、後半で時間切れになってしまいます。
そのためには、上述の通り、PART7の構成を深く知るだけでも点数UPにつながります。
おすすめのPART7の時間配分
- シングルパッセージを25分で解く
- ダブルパッセージを10分で解く
- トリプルパッセージを20分で解く
合計55分になります。
少し止まってしまったり、わずかな時間のずれも計算に入れても約1時間はPART7までに残しておきましょう。
つまり、リーディングパートが75分間あれば、早くて15分、最低で20分で解かなくてはなりません。
TOEICは文章を読む早さが求められる試験でもあるので、普段から英語にどれだけ慣れているかも試されます。
PART7の文書と設問の種類
PART7の文書にはジャンルの種類があります。これを読み始め序盤で理解していると、より早く設問を解くことができるようになります。
Part7の文書の各ジャンル
- E-mail (Eメール)
- article (記事)
- Web page (webページ)
- advertisement (広告)
- notice (告知)
- letter (手紙)
- text message chain (チャット)
- online chat discussion (オンラインチャット)
特に、E-mail (Eメール)とarticle (記事)は毎回決まってはいませんが、一番よくPART7で出てきており、PART7攻略においては必須で勉強することをお勧めします。
余談ですが、article (記事)に時間を取られるのは私の経験上、おすすめできません。
時間がかかる割に、正答率が低く、理解に時間がかかるためです。Article(記事)はざっとみてみて、解けそうだと思った時に取り掛かり、難しそうであれば、最後に回す手もあります。
E-mail (Eメール)攻略法
ここでは、一番PART7に出てくるE-mailの文書の攻略に必要な集めるべき情報のポイント(ヒントとなるものを探す)をお伝えします。
- 差出人(From): そのメールが誰が書いたものなのかを知ることができます。
- 宛先(To): 誰に送っているメールなのかをしることができます。宛先は個人宛、会社宛、メーリングリストへの一斉送信などのパターンがあります。特に一斉送信の場合は、何かのお知らせの場合があり、メールの特徴を知ることができます。
- メールアドレス: 見るべきところはメールアドレスの@(アットマーク)以下です。同じ会社の人か他人に書いているのか知ることが出きます。
- 送信日(Date): たまに送信日と内容を関連付ける問題が出ますが、先に設問を読んでみて日付に関する問題が出ていない場合は、飛ばしても大丈夫です。
- タイトル(Title): ヒントになることは少ないですが、どのような意図かを知ることができます。慣れてきて本文ですぐに内容が分かるのであれば、読むのを飛ばしてもいいです。
text message chain (チャット)攻略法
手掛かり(ヒント)になるもの
- 登場人物: 2人のことが多いです。別人物について言及する場合もあるのでチャット参加人数の把握に気を付けましょう
- 投稿時間: 基本的に連続です。途中で間が空く場合は何かが起きている場合が多いです。
チャット形式なので、文章量も少ないですし、チャットを送信した人の名前と時間が添えてあるので、
設問で問われている部分を探しやすいです。
PART7の設問の種類
- 内容把握問題
- 選択肢検証問題
- 推測問題
- テーマ把握問題
- 語彙問題
- NOT問題
- 書き手の意図問題
- 文挿入問題
内容把握問題→具体的な質問に対して、4つの選択肢からもっとも適切な情報を選んで答える問題です。
選択肢検証問題→漠然とした質問に対して、4つの選択肢からもっとも適切な情報を選んで答える問題です。
推測問題→文中の情報から内容を推測して答える問題です。設問文のmost likely(おそらく)やprobably(おそらく)が推測問題の目印になります。
テーマ把握問題→文章の主題について問われる問題です。
語彙問題→文中に出現する特定の単語ともっとも近い意味の語を選ぶ問題です。
NOT問題→誤った情報を選ぶ問題です。この設問の特徴はNOTと大文字で強調されているのが目印になります。
書き手の意図問題→書き手の意図の表現の意味について問われる問題です。書き手の意図問題のポイントは文脈を読み取る力です。
文挿入問題→挿入文を文章内に設けられた[1]から[4]の空白で適切な位置を選びます。
この中で、特に最初に取り組むべき問題は、語彙問題とテーマ把握問題です。
これは、シングルパッセージでも、ダブルパッセージでもトリプルパッセージでも同じで、簡単な内容の設問を見つけることができれば、時間が足りなくて解けなかった問題でも1~2問は解けることができるということを知っていてください。
そして、最初にこの二つの問題形式がある設問のパッセージを解くことをおすすめします。なぜなら、文章の理解をある程度理解していれば解けるためです。
PART7に取り掛かる場合は、最初にこの設問があるかをページをざっとめくってみて探してみましょう。
PART7設問の種類についてより詳しく知りたい方はこちら。
【得点UP必勝法】PART7は一言一句隅々まで読み込むのをやめる
PART7でいつも時間がなくなってしまう人にありがちなのが、「文書を全て読み込むこと」です。
特にこれは、丁寧に進めたい人ほどおちいる罠です。
先ほども申し上げましたように、TOEICは読んで理解する早さも問われます。
まず、この文書は誰がどのような意図で書いているのか理解できているだけでもすごいことです。
しかし、TOEICの文書を理解するのではなく、点数を上げることが目的だということを忘れないでください。
PART7の解き方
順序は、「ヒントの位置の目星をつける→本文を簡単に読む(すぐに理解できるか確かめる)→設問を読む→本文をもう1度読む→設問を読む…」です。
PART7で時間がなくなってしまう方にお伝えしたいのが、先に文書(パッセージ)を読むか、設問を見てから文書に取り掛かるかの判断をしてほしいということです。
文書を読んでいても、設問が理解できない場合は、設問を飛ばすという判断ができます。
しかし、せっかく文書を読み込んだのにいざ設問で難しく止まってしまったら時間がもったいないですし労力が無駄になります。
そのため、一番最初に注目するのは、ヒントの位置の目星をつけるということです。
これは、設問からヒントを読み取れることが多いです。とはいっても、文書から読み取れる場合もよくあるのですが...。
なによりも、これまでお伝えさせて頂きましたとおり、ヒントになるところをいかに素早く見つけることができるかを意識してください。
そうすれば、必ずPART7の得点UPにつながります。
TOEIC part7で得点UPを目指す! おすすめ教材
スタディサプリ TOEICコース
app store→スタディサプリ TOEICコース
パソコンでも、スマホでも勉強できるので、場所を選ばずに時間の有効活用ができるのが特徴です。
TOEIC攻略学習機能に優れていてこのアプリだけで、ほとんどのTOEIC学習が完結できます。

TOEIC公式問題集
おなじみのTOEICの公式問題集です。
本番と同じ品質の試験が2回分、計400問掲載されています。TOEICの本番と同じように解くことができるため、練習でPART1~PART7まで解いて今の自分の実力をはかることもできます。
こんな方におすすめ
- 今の自分の実力を暫定的にでも知りたい方
- 本番と同じように問題を解いてみたい方
- TOEICの公式が出した問題を解きたい方
以上になります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。