今回は、全くの剣道初心者の方に剣道の魅力と剣道をするために準備することをお伝えしていきたいと思います。
私自身、剣道は高校から始めたのですが、そのおもしろさから3年間で剣道2段まで取得することができました。
最初は全くの初心者だったので、剣道の段数をとれたことは、自分にとって大きな自信になりましたし、その魅力をこれから剣道を始められる方にも知っていただければと思います。
・準備するもの
・竹刀
・竹刀袋
・鍔
・鍔止め
・袴
初心者から始められる方は、袴がなければ動きやすいジャージや体操着といった服でも大丈夫です。
竹刀には、サイズがあるのですが、だいたい立った姿勢のまま竹刀の先を地面につけて竹刀の高さが自分の脇か肩くらいまであると適した長さになります。
竹刀の重さは男子用と女子用で重さが違います。
中学生は、身長に関係なく長さ3.7尺(114cm以下)、高校生なら3.8尺(117cm以下)、大学生や大人の人は3.9尺(120cm)ぐらいを目安に決められています。中学生や高校生など年齢によって長さが決められているので注意してください。
・剣道の素振り
剣道を始められるにあたって最初は素振りからするのが基本です。私も最初はずっと素振りの練習をしていました。
まずは、何回も竹刀を縦に大きく振りかぶって前に下ろすようにしましょう。
これは面を打つ時の動作なのですが、まずは足さばきなど何も考えずに素振りすることを意識してやることが大切です。
これが何度もして慣れてきたと思ったら足さばきを追加して動作をつけていきましょう。
最初のうちはこの動作が何よりも大切なので竹刀を振るということに慣れていきましょう。
私の場合は、一日にこれを最低1000回ほどの素振りをするようにしておりました。体力に自信がない方は休息をとりながらでいいのでこれを続けていきましょう。1000回といいましたが、素振りをする回数は最初は自分で無理のない目標をつけることが大切です。
素振りをする動作は基本的にはこの面を打つ時の動作をこなしますが、胴や小手の動作は防具をつけて実際に稽古をするときに練習するので今は気にしなくて大丈夫です。
・掛け声
次に素振りをする時は、掛け声を意識しましょう。振りかぶって前に下ろすときに「めん!」というように心がけるといいですよ。
実際試合になってもこの掛け声は大切なので始めるときから慣れるようにしましょう。
これで本当に素振りの初心者の人にとってなかなかはじめにくいスポーツかもしれませんんが、やってみると掛け声などは普段大声を出すことがない人にとってはストレス発散にもなると思います。
本当にとっかかりだけですが、今から始められる人にとっては情報が多すぎても始められにくいかと思います。
剣道は本当に基本をつきつめてよくしていく作業だと私は思っているので、ただの素振りだと思わずこれが実践につながることなので努力は裏切らないと思うので何かのとっかかりになれると嬉しいです。
・防具をつける
竹刀を